高専からの編入について
2008 09 02 06:09
[高専からの大学編入]=[裏口入学]
一番最初に、ハッキリ言ってしまおう。大学3年次への編入学とは、公式裏口入学と言える。高専生の自分が言うのもなんだけど、かなり効率的に学歴と技術力を得る(才能以上の)ことができるのが、中学→高専→編入のルートだと思う。
高専のシステムについて
高専制度
最初に、軽く高専について説明。平たく言えば、5年制の工業高校である。とは言っても、中身は大学である。よって「高1から入れる大学」と表した方が実質は近いかも知れない。ちなみに、この高専の学力レベルはピンキリ。自分の通う沖縄高専は、入学偏差値的に見れば下から数えた方が早い(ま、沖縄だしね笑)。基本的に、地方の高校と比べるた時、進学校相当のレヴェルらしい。
どんな学校?
普通高校と違うポイントとしてあげられるのは、大学進学を考慮していないカリキュラムが組まれている点だ(比較的、ね)。英語は中学レベルで、国語社会などの一般教養は申し訳程度、と言われている。その代わり、数学物理などの理系科目と、大学レベルの専門科目に偏重した教育が5年間行われる。教員のレベルも総じて高く、自分の語彙力では「とりあえずスゲェんだよマジで!」と言う他ない。
高専側は、5年間真面目に授業を受ければ、学部卒相当の実力が付くと申しています。
ところが。高専は、良くも悪くも大学に近いシステム。学校によるが、自主的に勉強できない人は辛い学校とのことだ。よって「先生が教える」という感覚では大きなズレがある。加えて、進級に必要とされるボーダーも高い(沖縄高専は抜群に他高専よりぬるいみたいだけど)。よって、容赦なく留年させられる学校でもある。
卒業後の就職
卒業後は、準学士の資格が与えられる。短大卒と同じレベルだ(聞くところによると、高専のシステムがあまり認知されていないことから、高卒扱いされることもままある。らしい)。ちなみに、就職率はほぼ100%の水準を保っている。
ぱっと見、大学卒レベルの知識を短期間で習得できて、ナイスなシステムに思える。が、ここで注意して欲しい。たとえ高専カリキュラムで鍛え抜かれた学生でも、短大卒レベル、場合によっては高卒扱い、の給料になる。まだ低学年の自分がこんな話をするのはかなり気が引けるが、企業の目から見て欲しい。高専を卒業した人、というのは「低賃金でよく働くソルジャー」と見えないだろうか?就職倍率が10倍20倍と言われても妙に納得できる。
半分の学生は進学
さて、ここでようやく話を戻そう。
先に説明したような事情もあってか、若輩者の自分には把握しきれないのですけれども、高専を卒業した学生の約半数は大学へ進学している。
編入はセンターより簡単?
編入もセンターも受けていない自分の書いていることだから、信用できないかも知れない。編入試験の問題自体は、センター、一般入試の二次と比べると、高水準だろう。なんせ範囲が(大学にもよるが)大学1~2年となる。
ただし、編入試験の科目数、倍率を考えると、どう考えても編入の方がラクだろう。古文も漢文も地理も日本史も世界史も捨てて良いのだ。
自分が狙っている東京大学、一般入試では必須科目がやたら多いのだが、編入は(学科によって変わる)場合によっては数学と英語の2科目で良い。後は物理だ。圧倒的に科目数が少ないのが分かると思う。旧帝の場合、上記に化学や専門が追加されることが多いようだ。
そこまで詳しく調べている訳ではないため、ここで述べるのはここまでにしておこう。


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